「悲しみのミルク」

他害的な犯罪の非難されるべきところは

悲しみや憎しみの感情を持たせてしまう事だと思う。

未来を奪われるだけではなく平凡な日常生活さえ奪われる。

決して消える事のない負の感情の連鎖が続き

波紋のように多くの人を不幸にする。

正義が揺らぐ瞬間全てがめくれる。

罪は決して消えない。償いに価値などない。

 

監督:クラウディア・リョサ ペルー / スペイン 2009