「ポンヌフの恋人」

フランス映画 … あの頃流行ってたんだよな~。

サブカルクソ女はみんな観ていたよね。ワタクシも観ておりました。

 

恋愛至上主義のフランス映画だからこうなるんだろうけど、

ホームレスに追いかけられるのはホラーでしかないので、

日本映画だったらストーカー風味の心理ホラー映画になると思う。

いくらなんでも人間火ダルマは恋愛映画に出てこないだろう、普通。

 

私にはフランス映画を観るセンスない、な ?

 

ミシェルが栓を歯で開けるシーンがあって、私がビール瓶の栓を

歯で開けられる人が無条件で好きなのの原点はこれなのでは、と思い当たる。

いまのところ確認出来ているのは有吉弘行さんと超新塾イーグル溝神さんです。

無条件で好きです。

 

実際の生活には明確な始まりや終わりというものはない。

希望や絶望というのも、はっきりとしたカタチで目の前に現れたりはしない。

足元しか見えないような生活が続くと、幸せになるのが怖くなってしまうのかも。

「人は欠損に恋をする」って高須克弥氏が言っていたような …

 

監督:レオス・カラックス フランス 1991