ヤヌス島がとても美しい。
それぞれが心に傷を抱えていて、それぞれが誰かの光になっている。
そこには愛しか存在しないのに人生が狂ってしまって切ないな。
どの人に感情移入しても (ちょっとアレなところはあるけど)
気持ちはわかるわ、あなたは (そこまで) 悪くはないわよ、という感じ。
倫理感と個人的感情の共在が難しい、愛する罪のお話。
最後はハッピーエンドではあるんだけど、なぁ …
みんな幸せな人生だったと思うんだけど、なぁ …
喪失感のない完璧な幸せはないわよね。人生とはそういうもの。
「一度赦すだけでいい」それが難しいのよね。
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監督:デレク・シアンフランス アメリカ/オーストラリア/ニュージーランド 2016