空の青さをみつめていると

谷川俊太郎氏は言葉を信じていない。言葉を常に疑っている。

 

言葉が多すぎるのだ。

言葉にすれば理解される訳ではない。

言葉の押売りがコミュニケーションとされる事に

人は黙りこみ心を閉ざしていくのだろう。

見えないもの、カタチのない何かを人は大切にして生きている。

 

 

 

空の青さをみつめていると

私に帰るところがあるような気がする

だが雲を通ってきた明るさは

もはや空へは帰ってゆかない