コサージュのお花が頑張り屋さん。
このご時世なので入学説明会がなくなり、
入学式は生徒のみ始業式は行われず休校に突入。
何だかよくわからないまま花の高校生活がはじまりました。
学校側も大混乱だろうに、web面談とか授業とか毎日頑張ってくれている。
イマドキなので学校のHPを見れば連絡事項はわかるようになっているし、
メールで連絡もくるし至れり尽くせり。
(もちろんその為に大変な努力をされている事はわかっております)
私はやっと学校とか先生を信用できる日が来たと思っている。
担任の先生がわざわざ挨拶の電話をかけてきてくれたので好きになりました。
1年間よろしくお願いします。
思い起こせば、小学校中学校の9年間は学校にも先生にも不信感しかなかった。
イマドキはこんなものだと思うので一切不満はございません。
私の通っていた中学校の校長先生は在校生全員の顔と名前を覚えていた。
田舎の中学校とはいえ600人以上の生徒がいたはず。
毎年小学校の卒業アルバムを提供してもらい入学式までには完璧に記憶。
今の自分の記憶力を考えると驚異的である。校長先生って何才くらいなの?
登校時にはジャージ姿で花壇の手入れをしている校長先生にみつかって、
大きな声で名前を呼ばれ元気に朝の挨拶をされる。
挨拶運動なんてキャンペーンをしなくても、思春期の中学生だろうと
ヤンキーの先輩だろうと挨拶しない訳にはいかないのだ。人として。
先生は休日に核兵器廃絶の街頭署名を集めたりするような人達で
「お前たちを戦争には行かせない」といつも言っていた。
卒業式には卒業生の合唱の最中だけ背後の日の丸を大きな地球の絵に変えてくれた。
「命の順番を守りなさい。それだけは守りなさい」
親や自分より先に死ぬなと泣いていたのは高校の時の先生だったかな。
楽しい高校生活になりますように。
「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」 エレファントカシマシ