今年の初夢はジョニー・デップでした。なので、主演のこの映画。
どんな夢かといいますと、寝ている私を母が起こしに来まして
「夕飯、簡単なものでいい ?」と聞いてきます。起き抜けの手抜き宣言。
いいよ、いいよ、別に何でも。
起きた瞬間に夕飯の事なんて考えられない。でも、簡単なものって何 ?
「ジョニー・デップ」
ジョニー・デップ~ !?
思わず寝言が出たらしく、起きてから家族に「何の夢見たの」と
聞かれました。
新年早々、簡単なジョニーデップを食べさせられるところでした。
危ない危ない。
映画の方は簡単ではないジョニー・デップです。
またもや、お兄ちゃんが可哀そうシリーズ。
彼の境遇によるものだけではなく、刺激のない田舎町の閉塞感が
見ていてとてもシンドイ、昭和世代の価値観をもつ生物なので。
家族の為に犠牲になっているつもりで頑張っているのですが、
不満が溜まっていくだけで、誰も幸せではない。
人1人いなくなっても、1人増えても、そんなに変わらないというか、
なるようにしかならないので、さっさと逃げるという道もあります。
長男は逃げたみたいです。
監督:ラッセ・ハルストレム 1993