シャロンだけが取り残されちゃったわねぇ …
母親はちょっと改心した風味で自分だけいい感じになってるし、
(ママの呪い … ママが脅しをかけてきても母性なんてものに騙されちゃいかん !)
ケヴィンは貧乏だけどあの頃みたいな不安はないっていうし、
シャロンはヤクの売人になって羽振りはいいけれど幸せそうではない。
「自分の道は自分で決めろよ 周りに決めさせるな」
言うのは簡単だけど実際問題なかなか難しい事ですよ。
人種、環境、親、性別、生まれつき選べない事が多すぎる。
自由より不自由が多い、特に未成年は。
泣く事と泣きたくなる事、叫ぶ事と叫びたくなる事
どちらが感情の限界点が近いのかしらね。
「お前を思い出したんだ」
永遠に続く儚い恋心は素敵。
焦点のあわない風景が見ていてとてもキモチイイ。
監督:バリー・ジェンキンズ アメリカ 2016