アメリカっぽい。
みんなで、あっけらかんと前進していく。
なるべく幸せになれるように、選択出来る最善の道を選びます。
大人になるという事は、子どもでいられなくなるという事。
出産シーンがドタバタしているので
陣痛が来たけどまだ時間がかかると思って
「そんなにすぐ生まれないわよ~」と
ご主人を予約していた歯医者に行かせて、
治療中にさっさと産んじゃった話とか、
立ち合い出産の予定だったのに、
陣痛中にふと「今、痛いの私だけだ」と思い、
一番役に立たなそうなご主人を
「私だけ痛くて腹が立つから」と分娩室から追い出した話とか、
大規模な病院だと出産が重なるので、
ほっぽらかしにされたら嫌だから
いつも少し大げさに痛がる事にしている話とか、
自然分娩の予定が、痛みに耐えきれず、
急遽無痛分娩に切り替えたら
注射が効いてくる前に出産しちゃったけど、
キャッシュバックはなしだった話とか
を思い出しました。
出産前に聞かされて、ちっとも役に立たなかったアドバイスばかりです。
私は、リップクリームを携帯しておけばよかった、と思いました。
監督:ジェイソン・ライトマン アメリカ・カナダ 2007