先日テレビで、アンガールズの田中さんが
「ジャコメッティの彫刻みたいだって言われる」と言ってポーズを
とっていました。
音声ガイドは速水もこみちさんです。ポーズとればいいのに。
鼻が高いというか、長い。嘘をついた時のピノキオみたい。
この子と友達になりたい。笑顔が素敵なので。
「小像」
小さいにも程がある … ちっさ !
これだけ小さいと、裸像だろうと着衣だろうとどうでもいい気がします。
北斎の素晴しさがよくわかります。
「矢内原伊作 眠るヤナイハラ」
そりゃ、疲れて寝ちゃうよね ~。蟹に見守られている。
ジャコメッティはモデルに長時間同じポーズをとらせるので、
モデルを続けられるのは家族や友人など、限られた人のみ。
選ばれし者というより、逃げられない人たち。
弟のディエゴもよくモデルになっているようですが、ゴッホの弟テオといい
芸術家の兄を持つと苦労しますね。ディエゴは自身も芸術家なので
製作時間を削られて可哀そう。芸術家の家族は我慢が大切なようです。
結婚当初のりピーがご主人の職業「サーファー」について
「波に乗る … アーティストですから」と言っていた事を思い出しました。
こちらは2人して我慢しなかった例です。
ここで現れる日本人、矢内原伊作氏。多分生贄です。個人の感想です。
モデルを務める為だけに何度もパリに出向いています。
「招待されている」らしいですが、とても丁寧に呼びつけられている感あり。
昭和でいう「パン買ってこいや~」の凄く丁寧なやつです。個人の感想です。
矢内原さん目を覚まして ! とも思いましたが、自由という名の自分勝手な人に
魅了される人たちって、よく見かけますね。
相手がジャコメッティなら本望なのではないでしょうか。矢内原さんは幸せ。
2017年6月14日~9月4日 国立新美術館