向田邦子さんが好き。
「僕が日本語の本当の使い方を学んだのは向田邦子さんからだったと思う。
決してすべてを書いてはいけない。
大切なことは読み手の想像力に委ねるという使い方」
三浦英之さんがそう書かれていていた。そうそう。
久世光彦さんが絡むと野暮になるの、そういう事。
言葉にする事で失うものがある。
言ってはいけない言葉があり、踏み越えてはいけないラインがある。
わかりやすく軽い言葉で、全てを雑に分類していくという「好意」
言葉にしないと伝わらないけど、言葉にしても通じないものはある。
人生は言葉にならない。まして他人の感情や行動や人生など。
あなたの言葉は信じない。あなたの事は信じている。