久しぶりのお花。
この時期は自宅まで持ち帰るだけで瀕死状態になるので、
比較的丈夫なガーベラ。
民族紛争後に公的な和平合意が行われても、
個々の悲しみも憎しみも消し去れるものではない。
感情を抑えこんで隣人として生活していても、
ふとしたきっかけで爆発して大きく小さく争い事が起こる。
それでも、紛争時の内戦や虐殺を考えれば「平和」なのだ。
「殺しあわない」だけで十分「良好な関係」である。
理解しあえるというのは幻想で「許容」くらいが限界なのではないか。
求めれば求める程存在は遠くなって、手が届かなくなっていくものです。
もともと、人間同士は遠く異質なものなんですよ。
自分の錯覚を他人におしつけるの、やめた方がいい。
他人は貴方の人生を補完する道具ではないので。
「失格」 橘いずみ