9 早稲田通り会場 13:30 恋人よ ノる ! 恋
風でスケッチブックがめくれて「準備体操おわり」を背にした準備体操
私は立って見たい派なので、高円寺はいつも萎える。
座った方が多くの人をつめ込めて、効率がよい。わかる。それはわかる。
でも私は、指の先から、足の先まで見たいのです。
座ると足元が見えない。最前列は多分見上げる感じになる。
加納さんはつま先までポーズを決めている。
ちょっと水を飲むときでも、ヒザが少し曲がっていて
その立ち姿も面白い。私はそれを見たいのです。
高円寺は座る場所を多くとるので、立見だと遠くから見ることになる。
遠くから見ると、「ノる ! 」の上半身の躍動感が凄い。
今回は通路ではない場所だったので、通りすがりの人がいない。
遠くからでも見やすくて、とてもトクした気分だった。
13 北中通り 15:30
恋人よ 演歌 仮面舞踏会 (ダンシングクイーン、でも小面)
会場は小学校の校庭。乾燥して砂がすごい。視界が白っぽい。
ボランティアの人が水をまいてくれていたが、焼け石に水状態。
これは散水機を使って水まきしない限り無理だ。
毎年子どもの運動会でこんな感じになる。慣れてる。
このフォームでもこの速さ。
傘がおちょこになっちゃって、この後2本目の傘登場。
加納さんもジャージが砂まみれ。叩けばホコリの出るカラダ。
観客席に砂がかかっちゃうのを気にして、謝ったりしておられた。
職員室には誰もいなかったそうです。
23 → 24 会場変更 エトアール
恋人よ 演歌 仮面舞踏会 (あしたバーボンハウスで)
「恋人よ」で枯れ葉がウエストポーチに舞い戻ったり、
エンディングで「募集中」の文字が「集金」のままだったりと、
なかなかのハプニング回。
大道芸って人の善意の上になりたっている。
運営はボランティア、投げ銭もあくまで強制ではない。
今回、観客の人に思わず目が釘づけになってしまった。
仮面舞踏会でみんなが踊っているのに、加納さんがちょっと休憩する
箇所なんか、おいおいおいってな感じで、本人の肩を叩きそうな勢い
でつっこんでる。すごく楽しんでる。ありがたくて涙がでそうだ。
私関係ないけど。
遠い会場まで見に来てるのだから、通りすがりの人ではない。
楽しむ準備は万全だ。でも、それにしても楽しそうだ。見習いたい。
最初から最後まで本当に楽しそうに笑っていた。
そして、集金の文字を見たとたん腰を浮かせて財布を取り出し、
投げ銭する気マンマン。大道芸観覧見本かと思ったよ。
会場で、楽しんで幸せになっている人は多いだろうけど、
楽しんでいるお客さんから幸せもらった。