「万引き家族」

大ヒット上映中 ! 

 

とりあえず、猛烈に孫が欲しくなりました。孫を可愛がりたいです。

 

そうなんだよね。お年寄りの爪って固くなるんだよね。

そんなシーンにリアリティを感じつつ、

信代 (安藤サクラ) が「夏はそーめんだよね~」と言うシーンに違和感。

以前ネットで「夕飯は簡単なものでいいよ。とんかつとか … 」という話が

ありましたが、あれと同じくらい「言わないよね~」となりました。

そーめんは熱湯で茹でるので、作っている人はとても暑い。

ガスコンロのそばでとても暑い。

その後も湯切りをしたり、水でしめる時に「熱っ !」てなりますね。

食べるのはいいけれど、作るのは嫌々、だって有難られ度も薄いし。

私の周りの人達はみんなそう言っています。多分レアケースです。

 

序盤、誰と誰が血がつながっているのかわからなくて、

関係性がわからず戸惑いましたが、そのままでよかった。そのままです。

「母」とか「親」とかに世間の期待が大きいせいか、親権が強すぎる気がします。

子どもには「保護者」がいれば十分なのではないでしょうか。

 

刑務官 (池脇千鶴) が意地悪すぎるので、仕事だからな …

命を守る仕事だからな … と思いつつ、私のちーちゃんにこんな役を …

という気持ちが抑えられませんでした。

 

「楽しかったからさ、おつりがくるくらいだよ」

と笑いながら言う面会シーンが好きです。

チビッ子のいる生活って、自分の時間やお金を差し出しても

おつりがくるくらい面白いんですよ。実際。

 

家に帰ったらお風呂の掃除をしようと思いました。

 

監督:是枝裕和 日本 2018