正義の味方が地球を救う
そういえば、子どもが幼稚園児の頃、何故だかウルトラマンに凝りはじめ、
毎日見えない敵と戦っていて、とても忙しそうだった。
ある日、深刻な顔をして告白された。
「僕は大人になったら、かか (お母さん) とは一緒にいられないかもしれない。
この家を出て行かなくてはならないかもしれない」
もしかして、地球の平和を守る為 ?
2人しかいないリビングで小声で聞き返してみる。
「何でわかってしまったの !」
本気で驚いている様子の子ども。それ位はお見通しです。
子どものヤル気は親次第、伸ばしていく方向で !
世間一般にそんな風潮でしたから、一応激励しておきました。
その後、何故だかたこ焼き屋さんになりたくなってしまい、
午後3時閉店のたこ焼き屋さんを営みながら、地球防衛に努める事に
なりました。やっていけるかな、それで。
親はいつでも子どもの事が心配。
地球の滅亡まで数時間という時に、奪い合いも争いもなく
みんなでノンビリしているシーンがあって、いいなと思いました。理想的。
森山未來のアクションシーンが格好いいです。
子どもが釘づけになっていました。困った事になる予感がします。
監督:中村義洋 日本 2009