友人のおすすめは阿部寛。
私が妻夫木聡の話をしたらそう言われた。
見ても大きくハズレないのは阿部寛、との事。
もともと涙を誘う系の原作と思われます。注意してください。
臭いものにはフタです。イジメってそういう事なんだと思います。
周囲は見て見ぬふりをするか、本気で気がつかない。
人間は見たくない物は見ない生き物です。あと自分にはとことん甘い。
被害者の野口君は自殺未遂で転校したので、いない。死ななくてよかった。
加害者は反省していないというか、そこまで思いが至っていない様子。
これ位の年齢だと、小さな事からはじまる重大な事って理解出来ないと思う。
大人でも ? 後から俯瞰してなら何とでも言えるよな、と思う。
人生は、やらなければよかった事と、言わなければよかった事の連続。
「狂人走不狂人走」という言葉があって、
1人の狂人が走り出すと、狂人でない普通の人もそれにつられて走りだす
という意味なんですが、学校ってこれが起こりやすい場所だと思うので、
適切な指導者がいない場合は、かなり危険な場所なのでは。
人工知能が進化して、今後は多くの仕事が代価可能になりそうですが
教育こそ人工知能にお任せすればいいのにと思います。
一般的には「他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、
サービス志向性が求められる職業」は、人工知能やロボットに
置き換えるのが難しいと言われていますが、学校の先生より
ロボットの方が信用できる、私は。
監督:中西健二 日本 2008