設定に無理があると思ったんですが、内容的にいいんだ、これで。
家族とか親類とか人間関係が重たい。地方で暮らす閉塞感が重たい。
真木よう子が出ているのに、言われるまで気がつかなかった。
これは私の好きな真木よう子ではない。
結局、落としたのか、落としてないのかは曖昧なんですが
私は落としていないと思います。高所恐怖症だもの。
勢い余って吊り橋に足を踏み入れるだけでもあり得ないのに、
そこで人を突き落とす余力なんてある訳ない。
落としてないんじゃなくて、落とせる訳ないんです。自分の事で精一杯です。
新井浩文が出ていたので多分この人が犯人です。関係ないけど。
私から必要以上に犯人役を期待される俳優、新井浩文。
ラストシーンで笑うお兄ちゃん、多分、戻ってこない。
血の繋がりがあっても (あるからこそ ? )
一度崩れた信頼関係は元には戻らないし、離した手は遠ざかる。
あと、木村祐一出すな。
監督:西川美和 日本 2006