浮気者の夫をみんなでよってたかって殺そうとするお話です。
妻の母親ももちろん共犯。
「彼ならやるわ いい人よ」
「友達は多いのよ」
「アメリカじゃ人殺しは当たり前よ 国技と同じよ」
と言って、殺し屋でもない知人に殺しを依頼する。
言う事もやる事もメチャクチャ。さすが母親という職業の人。
夫の方もちょっとした怪物で、あれこれされてもなかなか死なない。
妻に恋心を抱いているディーヴォ (リヴァー・フェニックス) も
担ぎ出されて、挑戦するもあえなく失敗。いや、途中までは成功 ?
最期のトドメをティーポット型のバーで知人に依頼するわけ、300$で。
友達割引にしたって安すぎる。
価格交渉の末500$で決着するんだけれど、低価格なだけあって
現地にタクシーで乗りつけるわ、手ぶらで来るわ、口も軽くて
ちっともアテにならない。
お値段が高くても、信頼のできる人に頼んだ方がいいみたい、こういう事は。
結局、誰も死ななかったし、とりあえず丸く収まりました。
仲良き事は美しき哉。
リヴァー・フェニックスが変な帽子を被ってて可愛いです。
監督:ローレンス・カスダン アメリカ 1990