ステージ

「DOWNTOWN FOLLIES Vol.11          ~ Four Fools Strike Back ~」

4年ぶり。 お笑いは人力舎一択といったそばからよしもとの劇場へ。 ミュージカルはあまり得意ではないのですが、島田歌穂さんは別。 だってロビンちゃんだもん。 全体的にコミカルで面白いですが「Never Enough」でうっとり。 私は島田歌穂さんの素敵さをみ…

ブス会* 「エーデルワイス」

鈴木砂羽さんがとてもおキレイ。特に御御足が … また年下の男を甘やかしている。育てるとみせかけて甘やかしている。 主人公がダメ男製造機みたいになっていますが、こういう事は 組合せとタイミングなので、主人公だけが悪い訳ではないと思う。 身近に可愛…

シアターコクーン・オンレパートリー2019「唐版 風の又三郎」

柚希礼音様のダンスが見られるだけでも ! それだけでも ! 窪田正孝さんも当然良いですしね。 飛行機も飛ぶし、カーテンコールまで素晴らしかった。 言葉の洪水に溺れる幸せ◎ 2019年2月8日~3月3日 Bunkamura シアターコクーン

シベリア少女鉄道「いつかそのアレをキメるタイム」

みんなが勝手にキメまくったわりに、最後は無事に着地 (発射?) できて、面白かったー◎ セクシー女優だけは最後まで困っていましたが … 2019年2月6~19日 赤坂RED/THEATER

アマヤドリ 「天国への登り方」

「安楽死」どうですか。 生きる権利があるなら、死ぬ権利もあると思うのですが、どうよ ? 自殺、安楽死、尊厳死、あたりの話になると 「残される人の気持ちを考えて」 という定型文を返される場合が多いですね。 残された人も近い将来存在しなくなりますから…

劇団チョコレートケーキ 「遺産」

「医学の発展は全人類の願い」であった頃のお話。 今はもうそれ程 … もうそろそろ … もういいから … みたいな気がしなくもない。 倫理観の問題はあっても、大義名分があれば人は動くし、 好奇心や探求心は、人類の進化に必要だもの。 正義は時代によって変わ…

KERA・MAP 「修道女たち」

舞台美術と音響だけでも凄すぎてお腹がいっぱい。 信仰というものについては、いろいろと思うところがあるのですが、 悪意よりも善意の方がタチが悪い場合が多いような気がします。 人は孤独で、とても美しい、です。 2018年10月20日~11月15日 下北沢本多劇…

かわいいコンビニ店員飯田さん 「手の平」

みんな善い人で、善い家族。 見えない部分が多くて、傷つくことがあっても、思いあうのは大切なことだな。 場所がなくなって、そのうち人もいなくなってしまうし、 足元がグラつくような切なさがありました。 最後に少しだけ希望があるのが救い。 家族は思い…

劇団かもめんたる 「根の張る方へ」

最近はいろんな分野でマルチに活動する方が増えておられる。 出来るからいろいろやるのか、出来ないからいろいろやるのか わからなくなってきました。 2018年10月14日 下北沢本多劇場

みやべとみやべら 「お見合い」

最近、よく耳にするお言葉「婚活」 婚活している人で、本当に結婚したい人って何%くらいなんだろうか。 昔は「お見合いおばさん」みたいな人がいて、何らかの使命を帯びて 世話をやいてくれる習慣がありまして、「お会いするだけでも」 とか言っていたもので…

qui-co. 「the rat 13-11」

肉体的には永遠に死なない事の方が不幸、という言葉につきるのですが、 記憶に残る何かが後世に伝わっていけば、それは永遠の命につながるのかも。 ナムジュン・パイクも体は魂の乗り物だって言ってたし。 命の場所は、いまここではないあの瞬間。 儚いもの…

ぱぷりか 「きっぽ」

四十九日までは精進料理で過ごすものなのでは … 自分に甘い人はたいてい子どもに甘い。 ダメな人はどこに居てもダメ。 こういうダメ男ホイホイみたいな人っていますね。 現実も嫌な感じですが、理想もわりと気持ちが悪い。 そもそも、家族ってちょっと気持ち…

ハイバイ 「夫婦」

劇中、最も共感したセリフは「主語を言ってください ! 」です。 「謝らせないからな ! 」もいいですね。グッときました。 見ている風景はみんな違うし、感じ方も思いも違うのだろう。 誰でも自分が正しくて、自分の思いだけを通す訳にもいかず、 責任もとり…

ハイバイ 「て」

人生で、歩行中、自転車乗車中、覚えているだけでも鳥のフンが 命中したことが3回あります。覚えているだけでも、です。 そのうちの1回はそばにいた外国人に「You are lucky」と言われました。 日本でも「ウンがつく」というような言い方をしますが、 世界中…

艶∞ポリス 「顔 !!!」

セクハラというのか何というのか、ギスギスした人間関係に 気分が暗くなりました。全体的にギスギスしている。 コンプレックスの強い人って嫌味くさいんだよな。 本当はとてつもない自信家なんだよな、多分。 2018年7月18~25日 下北沢 駅前劇場

五反田団 「うん、さようなら」

「お婆ちゃんになりたいと思いました」と書かれても、 近々なる予定の者としては、なりたくないわ~という思いしか … おばあちゃん達の話ですが、まだ身体の動きが不自由ではない、 という程度の違いしか見い出せない程、自分達の日常に近い話だったので 観…

「ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春」

「言う事聞かないし、セリフ忘れたり、何度も同じ場面やったり、 上演時間が短くなるかもしれないし、長くなるかもしれないし」 とゴールド・シアターの役者さんが前説で言っていました。 始まる前が一番スリリング。 日常的な、何事でもないような淡々とし…

ままごと 「ツアー」

旅はいい。幸運も不運も予測不可能。 何かを探すのも、何かを得るのも、 「人生は旅行」だと思えば、それなりに楽しめる、かな。 2018年4月21~30日 STスポット

モダンスイマーズ 「嗚呼いま、だから愛。」

気を使われて怒る人は、気を使われなくても怒るんでしょ ? 自分より弱い立場の人にあたるのはヒステリーっぽくて嫌だな。 嫌なことをすると、ますます自分のことが嫌になりませんか。 持っているから起こる衝突なので、贅沢だよなと思いました。 幸せはちゃ…

サモ・アリナンズ 「ホームズ」

4年は長い。長すぎる。 あいかわらずグダグタなんですが、何でこんなに面白いんだろう。 「1mmも心に残らない芝居」 「何ひとつココロに残らない芝居」 の中で、私はトム・クルーズの物まねが心に残りました。 2018年4月17~22日 下北沢 駅前劇場

城山羊の会 「自己紹介読本」

人が知り合うのに自己紹介はよいシステムだと思いますが、 知り合いたくないのに自己紹介されたら戸惑いますね。 オープンな人に囲まれて、頑なな人も巻き込まれて、 人のヒミツも、自分のヒミツも、何となく共有されていく。 リスクがあっても、人間ってそ…

かわいいコンビニ店員飯田さん 「僕をみつけて」

「人狼」というゲームをモチーフにしていて、劇中でもやっていて、 こういうのが流行ってるの ? 今後、誘われたら何て言って断ろう という思いだけが残りました。 嘘をついたり、疑ったり、人間関係がますます悪くなりそうなのと、 飲みながら頭を使う遊びを…

かわいいコンビニ店員飯田さん 「生きている」

男に生まれたからといって、漢気というものが備わる訳ではない。 追いつめられても、プライトが捨てられなくても、大切な物を失くしても 生きていかなくてはいけない、のかな。何だかな~。 ピッコロが好きです。 2018年4月4日~8日 下北沢 OFF・OFF シアター

ゆうめい 「巛」

遺された人達がみんなちょっとヘンな行動をとっているんですが、 それぞれに自分の精神状態を安定させようとしていてエライ。 人の幸せは他人が決められる事ではないので、 本人の選んだ場所がその人の居場所と納得するしかない。 一つ一つの行動に大きな悪…

ハイバイ 「ヒッキー・ソトニデテミターノ」

引きこもりの人が、引きこもる理由はそれぞれ違うだろうし、 外に出てくる理由となると、なにがしかの信念と自信をもっていそうな 出張お姉さんの黒木さんですら「わからない」と言っている。 最終的に、外の人達が引きこもらない理由までわからなくなりまし…

フロム・ニューヨーク 「サソリ退治に使う棒」

今回は人数が多いんですが、今回も全員とぼけていて力が抜ける。 3年間律儀に育てればいいのか … 静岡で育てるところがポイントだろうか。 意味のない面白さです。 2018年2月14~18日 下北沢 駅前劇場

「秘密の花園」

テント芝居を見る気力体力を失い、久しぶりの唐十郎芝居。 免疫が薄れているので、アングラ濃度がちょうど良かったです。 水もいいし、足を踏み鳴らすたびに嬉しくなります。 誰の心の中にも秘密の花園があります。大切。 花園で失われたものは永遠に存在を…

ロ字ック 「滅びの国」

若者向けの公演です。 途中休憩なしの2時間半上演に加えて、相関図の字が小さい。 おばさんは劇場の暗がりでは識別不可能。 住む世界が違う、誰にも感情移入出来ないドラマでしたが、 それぞれの欲求、焦燥、苛立ちのようなものはとても伝わってくる。 淋し…

チェルフィッチュ 「三月の5日間」リクリエーション

冗長で内容の薄い会話をダラダラと … これが当たり前の人間の生活です。 人はわりと何となく生きている。偶然すぎる感じで。 正しい事も、立場が変われば見え方が違うし、 何となく流れで行動しているだけの事の方が多いのかも。 2017月12月1日~20日 KATT神…

ブス会* 「男女逆転劇 痴人の愛」

情緒に欠けるもので、谷崎文学を享受出来たためしがない。 「痴人の愛」も当然のようによくわからないので、男女が逆転すれば 少しはわかるかと思いきや、母性のようなものがプラスされていて ますます理解出来ない事になってしまいました。 「惚れた男がた…