「「家」なき子どもたちはどこへ ?」

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虐待にもいろいろな様式がある。

有害であるかどうかの判断が難しく、虐待と認知されない虐待もある。

怖い。

 

子どもの性質にあわせた対応だけでもこんなに難しいのに

それぞれの環境や心情に他人が寄り添っていくのは大変なこと。

「子どもたちが退所しても、ここが存在すれば、一生繋がれる」

という (ような) お話が印象的でした。

一生つきあっていけるかどうか、ずっと繋がっていられるかどうか、

信頼関係を構築することが何よりも大切なようです。

確かに「安心感」は生きていく力になるものな。

 

虐待の世代間連鎖というものがあり、被害者が加害者になる傾向が

多くあるようですが、被害者の立場を本当に理解できるので、

最適な救済者になる可能性もある訳です。

 

自尊心が育つ環境を奪うことは、心に地雷を埋め込むようなもの。

一生をかけて幸せになるチャンスを奪うこと。

いまさらですが、子育てするのが怖くなってきました。

 

自然発生的に自分の立場と役割をもつことが立ち直るきっかけになる。

施設では季節行事を大切にして、楽しい思い出を作る工夫をしているというお話。

楽しいことは人を歩かせる力になります。前を向いて歩いていこう。

 

子どもセンターてんぽシンポジウム 飛び立つために羽を休めて vol.13

「家」なき子どもたちはどこへ ?

2019年5月25日 港南区民文化センター「ひまわりの郷」ホール