カタールで4年後。

私のFIFAワールドカップはフランスで終わっているので

「お母さんが好きなのは、サッカーじゃなくてアントラーズだから、

 寄せ集めチームの試合なんか見ません」と言い続けて数年。

ポーランド戦の後半、力尽きてテレビの前で寝てしまった子どもを

眺めつつ、久しぶりに代表戦をちょこっとだけ観戦。

ブーイングが大きく聞こえるし、負けたのに決勝トーナメント進出 … 

寝ちゃって正解 ? 松田さんなら泣いてたよ。

翌日の試合結果と、どうでもいい騒ぎを耳にして心を痛める子どもに

「決勝トーナメントに進めたんだからいいの。戦略なの。やるのがプロなの。

 カッコよく勝ちたいのは選手。悔しいのは選手達なの」

と強めにいいくるめ、ベルギー戦は一緒に観戦することを約束しました。

あの人が出ない試合なら見ますよ。

要するに好きじゃない選手がいるから、しばらく見ていなかった代表戦。

 

各国の強さをドラクエに例えた表を見て怯える子ども。

決勝トーナメントに進むんだから強いに決まっている だ・ろ・う・が !

日本がワールドカップに出場できるだけでも凄いことだったあの頃とは大違い。

とりあえず仮眠をとって2時50分にテレビの前で待合せ。

まさかの先制ゴール2得点にハイタッチでご機嫌でしたが、結果はアレ。

でもね、ベルギー相手だよ。もっとこうアレだと覚悟していたのに。

これはもう勝ったのと変わらないよ。次の試合は勝つよ。次ないけど。

試合直後、西野監督より先にインタビューが流されていた長谷部選手。

「さすが長谷部さん … 整っておられる … 」

言葉を選びながら答える姿に「そっとしておいてあげて~」と泣く。

 

ESPNが柴崎選手に5をつけやがりまして、これだからアメリカは …

乾選手がゴールを決めた時まで「岳のアシスト !」と言い出し、

山口選手と交代の際には「イエローが出てたからなんです !」と

説明するうちの子を見習ってほしい。いい子に育ってますよ、本当に。