「人体 神秘への挑戦」

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日々、医学が発達しすぎて怖い。

昔は「畳の上では死ねない」ってかなり嫌な意味で言われたものですが、

今は畳の上で死んでいたら、孤独死扱いされてしまう。

 

生物は精密な物体だということがよくわかります。

「生物は巨大なネットワーク」で細胞の一つ一つがこんなに働いているのに、

無頓着に粗末に扱うのは、ブラック企業なみの扱いなのでは。

 

霊長類 → 猿人 → ホモサピエンス と進化する際に

脳のサイズが確実に大きくなっています。

シワの数が大切って聞いておりましたが、大きさも大切なようです。

 

ヒトとチンパンジーのゲノムが98.5%一致、というのは

ヒト25%、チンパンジー18%のゲノム領域を無視した結果らしく、

似ているけれど全然違う、と記述があり、

何が何だかわからなくなって、見た目でわかるよ、と思いました。

 

アインシュタインの脳の切片が展示されていました。

やはり天才の脳は保管される運命にあるんだな。

 

一番心に残った知識は「キリンは高血圧」です。

高い所まで血液を循環させないとだから。

血圧と性格は関係ないですが、キリンのケンカは激しい。

 

2018年3月13日~6月17日 国立科学博物館