カルチャーセンターの企画なので、他教室の講座が絵に描いたような
「カルチャースクール」仕様で、数々の需要と供給が見られました。
この講座もメディアのお仕事をしている方や、作家を目指す方以外にも
私のような好奇心のみの参加者でも大丈夫な懐の深さです。大丈夫です。
事件取材の仕方や、連載、単行本化の話など、それ自体は
私にとって今後使用する事はない知識ばかりなのですが、
生きていくうえでも大切というか、そういう姿勢や配慮があると
上手くいく確率が上昇するよな、何事も、という話ばかりで
大変有意義な時間でございました。
一面的な見方では見えてこない、統一性のない事実を掘り起こしていくのは
とても大変で、その大変さを支えるのは「信念」と「品」なのです。
何だか予定外に心が洗われてしまいました。
2017年11月4日 朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾
「メディア報道とノンフィクションはどう違うか
殺人事件取材の現場から考える」 講師 石井光太