「ウォルト・ディズニーの約束」

パメラ・トラヴァースがとても偏屈。何この人 …

 

そういえば、児童書のメアリー・ポピンズがこんな感じで、

ああ言えばこう言う、ツンツンした人だった。でも大好き。

今でも時々読み返します。映画も別物として、とても好き。

その昔、夫が「風にのってきたメアリー・ポピンズ」を数頁読んで

「何なんだ、この人」と怒っていたのを思い出しました。

 

「男は髭を剃るんだ。娘のほっぺを守るために」

と言っていた父親が、お酒に溺れて一家は散々な目に。

ほっぺ以外のものも守って欲しかった。むしろそっちが大事。

この辛い経験がトラウマとなって、偏屈夫人が誕生したようです。

でも、多分この経験がなくても、この人は何かのきっかけで

こういう仕上がりになったのではないかと思います。

心の傷は自分自身でしか癒せないし、

傷を抱えるのが好きな人っていますよね。

 

少女時代の彼女が、雌鶏になって卵を産むシーンがあって、

本のエピソードで、ジェインがベッドの中で卵を温める場面があったな、

と思いました。確かお皿の中に入っちゃう回だと思います。多分です。

 

監督:ジョン・リー・ハンコック アメリカ 2013