細かいのでオペラグラスがいります。
ほとんどが宗教画なので、門外漢にはちとキビしいですが、
気にせずレッツゴー。
宗教画は上手いとか綺麗とかの評価は出来ないというか、「緻密」です。
指はそんな風に曲がらないからとか、赤ちゃんなのに筋肉ムキムキとか、
顔が老人みたいとか、そういう事は考えないようにしてください。
気にしたら負けです。
彩色されていない木像の四大ラテン教父がちと怖い。
木目が出ていると全部苦悩の表情に見えてしまう。怖い。
画中にちょいちょい慰み者の小人が描かれていて、
お貴族様の暮らしが垣間見えます。
宗教画は文字の読めない人にも、聖書の内容が理解できるように
わかりやすく描かれているので、聞いた事あるなと思うような
シーンも多いです。
「受胎告知」は確かにピカーンと告知されています。
見たらすぐにわかる。確かに告知されてる。
「風景の中の二頭の馬」 背中に乗っている何か … 透けてる …
「ソドムとゴモラの滅亡がある風景」 小さい。絵が小さい。
右下にロトと娘たちが描かれているみたいなんですが、見えない。
画面をタップしたくなる。妻は ? とっくに塩の柱 ?
ヒエロニムス・ボスの作品が展示されています。
12月にドキュメンタリー映画も公開されますから、是非 !
フクロウは知恵の象徴と言われていますが、悪徳の象徴でもあるらしい。
初めて知りました。少しショックです。
「バベルの塔」 後期の小バベルです。
バベルの塔って、人間が協力して努力しても、それはそれで神様の気に障る
って話なんですかね。余計な事するなって話なんですかね。
場内かなり年齢層お高め。美術館は絵画の保護の為、
照明が暗めになっています。
キャプションの小さい字が読みにくいので、もう少し大きい字にして欲しい。
老眼兆候が出てきた者からのお願いです。
こんなのいました。
2017年4月18日~7月2日 東京都美術館