日本全国ミュシャが好き。平日でも混雑していました。
4月だよ ? みんなが忙しいはずの4月だよ。
スラブ叙事詩は全作品とても大きいので、会場が狭く感じます。
細かいところが見えないので、オペラグラスを持参するのがお勧めです。
細かいところまで見てください。
「ヴォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキー」の中央にいる人は多分
「原故郷のスラブ民族」の左下の人達と親戚筋だと思います。
お馴染みのアール・ヌーヴォーの展示もあります。綺麗です。
「メディア」という、夫に裏切られたメディアが2人の間の息子を殺す
シーンが描かれた絵があるんですが …ギリシャ悲劇の話なんですが …
激しい人が歴史に残るし、こうして絵のモチーフになるのよね、
と思いました。
「ラ・ナチュール」というブロンズ作品が綺麗。写真よりずっと綺麗です。
「ハーモニー」のところに、
『「理性」と「愛」の間で「調和 (ハーモニー) 」を
もたらすのは「英知」である』と書いてありました。
上の方からハンドパワーを送ってる人がいます。
「自力」というタイトルの3作があるのですが、
タイトルがしっくりこないような …
「自立」でもないと思うし、何かモヤッとしました。
コルナ紙幣のデザインまでしてますよ~。
「ユーゴスラヴィアの農夫たち」が可愛いです。
スラブ叙事詩 … こんな大作をよく貸してくれたな 、と思いました。
私なら貸さない。
スラブ叙事詩全20点を見られる、またとないチャンスです。是非 !
こちらも開催中です。
2017年3月8日~6月5日 新国立美術館