自分についている「親」という役職さえ持て余し気味だというのに、
とうとう子どもが中学生になりました。
子どもってすぐに大きくなります。噂には聞いていました。
本格的に「親」の出番が来る予感 … まだ心の準備が出来ていない …
私が子どもの頃とは情勢が違うようなので
(いろいろ地域差もあるみたいです)
説明会でほぉほぉ、PTA総会でほぉほぉ、懇談会でほぉほぉ
異次元空間に迷いこんだ気持ちになるような話を聞き続けている。
「別に私にはどうでもいい事だしな」つい本音がもれて、
子どもに呆れられる。
だって、学校に行くのは君だし、勉強するのも君だし、私じゃないし、
君にやる気がなければ仕方がないし、
やりたくない事をやらない権利もあるし、
君の人生は君のものだし、私がとやかく言う権利はないし、
私はもう少ししたら、君の人生からはじき出される人間だし。
世界が広がって、私の知らないところで、私の知らない人たちと
付き合うでしょう。私の知らないところで悪い事をしたって、
多分気がつかないし、止められない。
親だから責任とって謝るし、出来る限りの償いはするつもりだけど、
時間は巻き戻せないので、何一つ元通りになる事なんてない。
万が一、偉くなったりしたって、どうせ知らない女に連れていかれて
君のお給料は、その女のバッグやエステ代に消えてしまうのだ。
自分はほとんどいない家を買わされたりしてな。
勉強が出来ても出来なくても、将来どんな職業についても、
君に対する好きの量に変わりはないので、何かいろいろ、
どうでもいいです。
小学生の時のファイルを整理したら出てきました。何の絵 ?
狼と鬼。昔話ではどちらも敵役になりがちなお二方。
狼が血だらけで謝っているみたいです。しかも英語で。