オープニングクレジットが意味もなくかっこいい。
主人公は妻の不倫相手に暴行して刑事の職を追われた男、藤島。
不倫した方、された方、双方に聞きたい。
そこまでする価値のあることなの ? それ。
最初からいきなりもの凄いバイオレンス。
離婚した妻のもとで暮らしていた娘が失踪するんです。
それで探すんです。元刑事のこの男が。
失踪した娘、加奈子。これがかなりのワルです。
みんなに好かれるいい子だったはずなのに、モンスター級のワルなんです。
お薬系が出てきたり、売春組織とか出てきて、手に負えません。
とにかく、ふと気づくと
殴ったり、殴られたりして、血がドバーッてなってます。
切ったり、刺したり、血がドバーッです。
目を離すと血だらけ。目を離さなくても血だらけ。見てられない。
ここはいったい何処なのかと思うくらい、グロテスクな世界。
いい人1人も出てこない。安らぎなし。癒しなし。
悪意と暴力だけが渦巻いております。お外に出るの怖くなる。
出てくる人みんな頭おかしいです。
加奈子の居場所、もうどうでもいい。
藤島役の役所広司がゾンビみたいなので、誰かトドメをさして。
ホラームービーなんだと思います。
監督:中島哲也 日本 2014