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日々のこと。

すべては、いずれ思い出になります。

ボックスシートの恐怖。

歩き疲れた帰りの電車。どうしても座りたい。

いつもはボックスシートには座らない親子。

でも、今日は座りたい。

 

窓際にそれぞれ女性が座っておられる。

通路側に向かい合わせで2席。

うん。足があたる相手がツレならいいか。

どうする ? 座る ? 座ろうか。ヤレヤレ。

 

しばらくして、子どもが居眠りをはじめる。

なんか苦しそうな体勢だけど、首がグラグラしてなきゃいいか。

その寝方、かえって疲れない ? ま、いいけど。

 

しばらくして、身体の向きが変わったなと思ったら

隣の女性の方にもたれそうになるバカ息子。

ワオッ ! 慌てて立ち上がり、くい止めようとしたら

相手の女性が、はっきりと私の目を見て

「いいのよ、このまま。このままで」と口パク。

 

えっ ?

「いいのよ」「いいのよ」

私が着席するまで続く「いいのよ」攻撃。

 

ちっともよくない。

ヨダレたらしたらどうするんだ。

うちの子、いつも小学校の図工室のにおいがするし。

 

女性に気づかれないように、

つま先で子どもの足をツンツン。起きなさい。

ふくらはぎあたりをツンツン。起きなさい。

両足で挟んで金魚運動みたいに揺らしてみる。起きなさい。

起きろっ !

 

結局、降りる駅の2駅前まで爆睡。

スイマセン、スイマセン。

いいのよ、大丈夫なのよ。

 

子連れのおでかけって、人の優しさに殺されそうになる。