子どもが、話の流れをぶった切って質問してくることってありますよね。
簡単なことでも突然聞かれると、何て答えていいかわからない、
ちょっとパニックを起こす、私はアドリブに弱いタイプ。
「お母さん、ドヤ顔ってどんな顔 ?」
えっ !? それお母さんに聞くこと ?
う~ん。どうだ~みたいな、すごいだろみたいな、自慢げな顔かな。
「ふ~ん」
納得してくれた ? よかった。
お風呂上りに、鏡に向かってドヤ顔の練習をしていました。
見ちゃいけないものを見た感じ。見なかったことにします。
きっと明日学校で必要なんだね。ガンバレ。
うちの子は言葉が遅かったので、幼児期のどうして攻撃がなかった。
3歳児検診の時に、保健師さんから経過観察のお言葉をいただいた。
後日お電話しますねって言われて、
この人から電話もらっても、喋れるようになる訳じゃないしな~
とか、ぼんやり思ったような気がする。
電話で何を話したか、かかってきたかどうかもよく覚えていない。
言葉は遅いながらも、私とは意思疎通ができていたので
あんまり気にしていなかったんだと思う。我ながらノン気な話だ。
「あけもも、かわいいね」とかね。
ちなみに、あけももは「ナマケモノ」のことです。かわいいかな ?
その頃ちょうど2本足で立つレッサーパンダの風太くんが人気で、
パンダはスルーなのに、レッサーパンダには興奮をかくせない感じだった。
母さんが子どもの頃は、パンダフィーバーだったのにな。
時代の流れを感じました。
そういえば、この人2歳児検診の時にも、積木が全然積めなかったんだ。
家ではやってます ? じゃ、今日は緊張しているのかな~、なんて
保健師さんと日頃の様子みたいな話をしている間に
隣で積木のタワー作っちゃってた。自分の背より高いやつ。
驚く私たちに見せたあの顔、あれがドヤ顔だよ !
ドヤ顔、それは自然に出てしまうもの。
その練習はムダになるかもな。
昨日は久しぶりに、自転車で一緒に買い物に行って、
風に吹かれて、着ているウィンドブレーカーが膨らんでいる姿を見て、
ふくらスズメみたい。かわいい、ぷぷっ
とか思っていたんです。
あれ ? 子どもがどんどん小さくなっていくよ。
すごい速さで追いつけないよ。立ちこぎするなよ、小学生ダンスィ~。
母さんをおいて行くな。道もわからんくせに。
ついこの間まで、ゆっくり走って私が子どもに合わせていたのにな。
子どもの成長を感じるというか、己の老化を感じた1日でした。