子どもの体育祭が終わりました。
前日まで、誰とお弁当食べるの ? わかんない、の押し問答。
とりあえず親と食べるのか、お友達と食べるのかだけ決めておくれ。
それによって、母の荷物の量が違うんだから。
男の子は仲良し同士でわざわざ約束したりしないのですね。
という事で、子どもにお弁当を持たせたら、
カメラを持ってふらりと行けばいいから、中学校の体育祭は良いです。
気に入りました。
仲良しのママ友数人と観戦。
自分の子の出番でカメラを必死で構える他は、知っている子を応援したり、
障害物競争の道具がちゃんと揃っていないと公平じゃないだの、
あの団の二人三脚用のヒモのマジックテープははずれやすいみたいだの、
重箱のスミをつつきまくる。
練習不足でルール説明も殆どしていないのに、本番で反則ばかりとるのは
いかがなものか … 子ども達、こんなに一生懸命やっているのに。
母達は自分の子とは関係なく、勝敗そっちのけで文句ばかり言うのである。
子ども達の頑張りを台無しにする行為は許さん。
自分の子だけを応援しすぎ、自分の子の団を優勝させたすぎのお父さん達が
「足が線を踏んでるよ、反則とってよ」と大声で喚くのも毎年恒例です。
入っちゃいけないスペースにシレッと入ったり、シートを土足で踏むのも、
邪魔な場所に三脚を立てるのも、たいていこういう人達。
家庭を守りきっている男は器が小さい傾向にあるので、
地球の平和を守っている方が上等。家庭は守れなくてもどうって事ないです。
残念ながら子どもの所属する団は最下位だったのですが、みんな何だか楽しそう。
見ていても、諦めがいいというか、物の取り合いをするような競技は
ほぼ全員真っ先に諦めるような子達ばかりだった。勝てるわけがない。
うちの子にはピッタリの団で
「ビリだったけど楽しかった。みんなもそう言ってた。一番仲いいし」
と言っていた。楽しかったなら良かったね。
「キミ達の団だけ、競技前に本部席と保護者席に礼をしてたよね」と聞いたら
「あれはね、団長さんがそうしようって言って、みんなでやったんだ」と言う。
そういえば、練習が始まった時に
「応援団長さん、見た目は怖そうだけど、すごく優しいんだよ」
と言っていた。結団当初は、好きな子が他の団の団長をやっていると知り、
あっちが良かったね~と親子で嘆いていたのですが、
そんな事はすっかり忘れているご様子。
団長さん、倒れるまで頑張ってくれてありがとうございました。
お世話になりました。良いお手本になってくれてありがとう。